Profile
About tipsipúca
アイルランドや北欧の音楽からインスピレーションを得て楽曲を手がける高梨菖子(ホイッスル、コンサーティーナ)と、その楽曲に独自のセンスで命を吹き込む酒井絵美(フィドル、ハーディングフェーレ)によるデュオ。2013年結成。2016年にフルアルバム「duo!!」を発表。2019年、カワイサウンド技術・音楽振興財団第36回研究助成を受賞。
tipsipúca(ティプシプーカ)とは、英語で「ほろ酔いの」という意味の言葉 “tipsy” とアイルランドの妖精 “púca” をくっつけたもの。
高梨菖子 / shoko takanashi
東京藝術大学音楽学部楽理科、及び、東京音楽大学作曲指揮専攻(映画・放送音楽コース)卒。
幼少時からピアノ、ソルフェージュ、作曲を学ぶ。藝大在学中、同大学のケルト音楽研究部にてティンホイッスルと出会い、アイリッシュパブやライブハウス等での演奏活動を始める。藝大卒業後は、主に「きゃめる」、「tipsipúca」のユニットで活動し、アイルランドの伝統音楽だけでなく、自ら数々のオリジナル曲も手がけ、演奏している。テレビ番組や自主制作映画への楽曲提供なども行っている。
●レコーディング参加アルバム
紅龍「バルド」、奈加靖子「sign」、河村博司「よろこびの歌」、tricolor「tricolor BIGBAND」
●楽曲提供(TV)
BSフジ「いま日本の美を支える画家たち~日展110周年~」、「藤原紀香と巡る奇跡のリアリズム 写実絵画最前線」
酒井絵美 / emy sakai
レバノンでアラブ·ヴァイオリンを、ノルウェーで伝統楽器ハーディングフェーレを、マイアミでベネズエラ·ヴァイオリンを学ぶなど、民族音楽の世界を旅し、研究し、執筆するヴァイオリニスト。ゲーム·CM·映画音楽のレコーディングもおこなう。主な出演に、NHK、NRK(ノルウェー国営放送)、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017、Kinck dagane 2019(ノルウェー)、SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2022。著書に『中東世界の音楽文化~うまれかわる伝統』。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒、同大学院音楽研究科音楽文化学専攻(音楽民族学)修了。現在、東京藝術大学未来創造継承センター特任助教、昭和音楽大学講師。
About tipsipúca+
アイリッシュ音楽を基調に独自の世界を表現するデュオ「tipsipúca」に、様々なジャンルで活躍するミュージシャン、中村大史(from John John festival, tricolor etc.)と熊谷太輔(from バロンと世界一周楽団, セツメロゥズetc.)が加わり、tipsipúca+(ティプシプーカ・プラス)としてより広がりのあるサウンドに。
tipsipúca+として、2014年にミニアルバム「tipsipúca+」、2015年にフルアルバム「Growing」、2018年にフルアルバム「Storyteller」を発表。
中村 大史 / hirofumi nakamura
幼少期よりピアノに親しみ、その後ギター、ブズーキ、アコーディオン、マンドリン、バンジョー、ピアノ等を演奏するマルチプレイヤーとなる。 tricolor, John John Festival, O’Jizo 等のアイルランド音楽バンドのメンバーとして国内外で活躍する一方、アコーディオンデュオmomo椿* では芝居やコンテンポラリーダンスの音楽を担当する等、活動は多岐に渡る。北海道生まれ、東京芸術大学音楽環境創造科卒。
2015年春、季節と日々の生活に寄り添う食事と音楽 をテーマにした「食堂・音楽室 アルマカン」を吉祥寺にオープン(2017年冬 閉店)。
2017年春、初となるソロアルバム「guitarscape」リリース。
熊谷 太輔 / daisuke kumagai
ロック、JAZZ、ポップスから民族音楽までさまざまなジャンルに柔軟に対応し、tipsipúca, 三匹夜会, coba, セツメロゥズ, ZABADAK, 白崎映美, 江草啓太らと共演。梅津和時らとサウジアラビア、チェコ、ドイツなど海外遠征も行った。
また演劇の分野にもあかるく、串田和美演出のサーカス戯曲や歌舞伎、沢田研二の音楽劇、ミュージカル「天才執事ジーヴス」、井上ひさし作「夢の裂け目」「雨」など数多くの舞台音楽に参加している。